ヒトリカマクラについて

ヒトリカマクラ

ヒトリカマクラ イメージ

足の冷えは関節部の不調等、カラダに大きな悪影響を及ぼします。
日常生活において、足が冷えないようにすることは健康上とても重要なこと。
しかし、クーラーで冷え過ぎた夏場のオフィス、冷気が深々と足元を冷やす冬場と、私たちの足は常に冷えとの闘いにさらされています。
そんな時活躍するのがこの『ヒトリカマクラ』です。

『かまくら』とは秋田県などの降雪地で、子供たちが雪山をくりぬいた雪洞の中で寒さをしのぎ楽しく遊ぶ伝統の行事です。

冷たい雪で作ったかまくらの中は、とてもあたたかいといわれますが、それはなぜでしょう。
それは雪の壁がただ風よけの役目を果たしているというだけではありません。
雪の中に多く含まれる空気が優れた断熱効果を発揮することで外の冷気を遮断し、かまくらの中が冷えることを防ぐためです。
あたたかさの秘密はこれだけではありません。
かまくらの中で七輪などの火をおこすことによって、暖められた空気は膨張して上へ昇り、天井まで昇ると下に降りるという循環が起こります。
かまくらの内部は狭いため、この空気循環も活発に行われています。そして、雪の壁の断熱作用がこの内部の熱を外へ逃がさずにとどめるため、かまくらはの中はあたたかいのです。

『ヒトリカマクラ』は、この伝統的な『かまくら』のあたたかさの秘密を取り入れ、開発をしたオフィスやご家庭でご使用いただける電源を必要としない新しい防冷具です。

デスクと足の間にこの『ヒトリカマクラ』をセットすることにより、あなたの足をつらい冷えから守ります。

ヒトリカマクラ あたたかさの秘密

同じ空間に温度差のある二つの物体がある場合、温度の高い物体から温度の低い物体に向けて熱エネルギーが放出され、二つの物体の温度を平準化しようとする働きが起こります。

この熱エネルギー放出は、下記の三つの法則によって発生します。

伝導
冬の寒い日に冷やされた金属棒を直接手で触れると、私たちはそれを『冷たい』と感じます。
これは手からそれより温度の低い金属棒に温度の平準化を図るため急激に熱エネルギーが放出されたことにより起こる現象です。
この現象を『伝導』といいます。
輻射(ふくしゃ)
屋外において、気温は同じでも太陽がさんさんと当たる日向では『暖かい』と感じ、日陰に入ると『涼しい』と感じますよね? 『暖かい』と感じるのは太陽から放出される熱エネルギー(おもに紫外線)が肌に当たることによって起こる感触です。
温度の高い物から、温度の低い物に対して常に熱エネルギーを放出することで、温度を平準化させようとする働きを『輻射』といいます。
対流
部屋でヒーターをかけた場合、熱源は空気を温め、温められた空気は膨張して軽くなり上昇します。 逆に温度の低い空気は下降するので、空間に循環流が生まれます。この働きを『対流』といいます。 対流を繰り返すことで熱エネルギーが部屋全体にいきわたり、その結果私たちは『暖かい』と感じることができるのです。

この三つの法則を踏まえて、業務中のあなたの足の状態を考えてみましょう。

オフィスおける環境は、クーラーを効かせた夏場においての室温は26℃~28℃、一方冬場は暖房の効果で24℃~26℃です。

そしてスチール机は上記で述べた『対流』の働きによって室温に近い温度になっています。

その机の中に、体温がほぼ36℃の足を差し入れた場合どうなるでしょう?

スチール机はエアコンの連続運転によって、足から熱エネルギーを得ても周囲の空気によって室温に戻ろうとし、一方人体は一定体温を維持しようとするため、長時間にわたって温度の高い物体(足)から温度の低い物体(スチール机)へと一方的に熱エネルギーが奪われてしまいます。

この止むことのない『温度を平準化しようとする働き』が、足冷えを起こす原因となってしまうのです。

着席した際、机と足は常に一定の間隔があいているので、『伝導』の影響は少ないと考えられますが『輻射』や『対流』による熱エネルギーの放出を防止しない限り、足冷えは解消されません。

ヒトリカマクラの内側
ヒトリカマクラは四方を93~97%と反射率の高いアルミ箔で囲うことで、 温度の高い足から温度の低いスチール机へ放出される熱エネルギーを内側のアルミ箔に反射させ、『輻射』による熱エネルギー放出の働きを抑制します。
商品
ヒトリカマクラの外側
ヒトリカマクラの外側は、ポリエステル不織布で覆われています。複雑に絡み合った不織布で『対流』の働きを阻害し、また、机のまわりの空気層と足を差し入れた空気層を分断することで足を冷えから守る断熱材の効果を発揮します。

ヒトリカマクラ 組み立てかたと設置方法

『ヒトリカマクラ』の組み立てはとってもカンタン!
工具や接着剤も必要ありません。下記の行程を参考に組み立て、設置をお願い致します。

『ヒトリカマクラ』の取扱書はこちらから

商品を袋から取り出し、部品内容の確認をお願いいたします。


① 天井材(短いもの)
② 壁材(長いもの)
③ ジョイント部品(2個・天井材に設置済)
④ クリップ(2個・天井材に設置済)

天井材、壁材に使用しているプラスチック支柱および内側のアルミ箔は、端が切りっぱなしの状態になっております。
組み立て時には、ケガをなさらぬよう十分にご注意ください。

商品

椅子に腰かけた状態で、壁材(長いもの)をご自身の足を囲うように配置し、その上に天井材(短いもの)をおいてください。
壁材・天井材ともに、内側にアルミ箔面が来るようにセットします。

商品

天井材のプラスチック支柱左右に設置されているジョイント部品を、それぞれ壁材両端にセットされたプラスチック支柱の細い溝に差し込みます。
ジョイント部品の抜けや外れ防止のため、支柱の溝は狭くきつい作りとなっています。
挿入にあたってケガをされぬよう十分ご注意ください。

ジョイント部品の溝とプラスチック支柱のツメがキチッとはまるようにしてください。

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ジョイント部品の破損防止のため、部品を指で支えながらゆっくりと支柱の溝へと挿入してください。

『ヒトリカマクラ』は、ジョイント部をスライドさせることによって、お使いになられる方の体格に合わせて幅の調整が出来るように設計されております。そのため、使用中に支柱に足が当たってしまうことにより、ジョイント部が外れてしまうことがございます。
この場合はジョイント部をテープ等で止め、ジョイント部品を固定してください。

商品

天井材の左右中央端に付いているクリップで壁材を挟み、天井材と壁材がずれないようにセットします。

商品

両方のジョイント部分をしっかりと持ち、『ヒトリカマクラ』 をデスク下にセットして完成です。

足が天井材や壁材に接触してしまうと、『伝導』の働きにより熱が逃げてしまいます。
『ヒトリカマクラ』の足冷え防止効果を最大限に感じていただくため、足が天井材および壁材に当たらないようにして設置・ご使用ください。

ヒトリカマクラの価格

価格 6,000円 (消費税 8%込)
送料 送料は商品代金に含まれております。
商品の発送は日本国内に限ります。
一部離島等にはお届けできない場合もございます。ご了承ください。
支払方法 ・クロネコwebコレクト【クレジットカード払い】
・クロネコwebコレクト【コンビニ(オンライン)払い】
・クロネコwebコレクト【電子マネー払い】
・クロネコwebコレクト【ネットバンキング払い】
・代金引換(別途、代引手数料※324円を頂戴いたします。)
※合計金額が一万円以下の場合。

ヒトリカマクラのサイズ

幅(開口部) 515mm
高さ 600mm
奥行 470mm

こちらは、組み立て時のサイズとなります。設置される場所のご確認を事前にお願い致します。

ヒトリカマクラの品質

壁材および天井材
  光沢アルミ箔
 

ポリエステル不織布
(PET100%)

ジョイント部品および支柱
  塩化ビニール

ポリエステル不織布は一切の接着剤を使用せず、すべて熱処理によって成形しております。
不織布とアルミ箔も熱によってつなぎ合わせておりますので、人体に有害な放散化学物質は一切出ない健康に安全な材料です。安心してご使用ください。

ヒトリカマクラのご使用にあたりご注意いただきたいこと

ご使用に当たっては、下記の注意点をお守りくださいますようお願いいたします。

  1. 暖房器具と併用される場合は、『ヒトリカマクラ』壁材内側の光沢アルミ箔に向けて熱源を照射するとさらに効果が高まります。
    暖房器具をご使用の際には、くれぐれも火気にご注意ください。
  2. ジョイント部分は最も力がかかりやすい部分であるため、歪みが生じないようやわらかい作りとなっております。無理な操作をされず、慎重に動かしてください。
    設置後、席を立つときに支柱に足が引っかかってしまうことで、まれにジョイント部品が破損することがあります。
    十分にご注意くださいませ。
  3. 到着後、万一商品に破損がある場合はお手数ですが当社までご連絡ください。
  4. 廃棄する場合は、お住まいの市町村の処分方法に従ってください。
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